こんにちは。
リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って心に安心感を育み、日常生活における様々な人間関係の問題・子供や家族のお悩み・あなたの心のお悩みを解決します。
千葉県成田市の心理セラピストくぼきじゅんこです。
やっぱり冬は寒いですね~。
毎日こたつでぬくぬくしております(*^-^*)
こたつって入ると出れなくなるし、寝ちゃうし。
人をダメにする!っていう説もあるけれど私はこたつ無しには冬を越せません。
この冬もこたつにどれだけの幸せを頂いていることか(*^-^*)
こたつとお鍋とミカンで春が来るまでのあと2か月を快適に過ごしたいですね~。
さて今日は『親がスマホに依存する心理』と『親のスマホ依存が子供に与えるの影響』について書いていこうと思います。
20代から40代の所持率80%を超えるスマートフォン
様々なアプリで動画や音楽の視聴、ゲーム、メールやSNSなどがいつどこにいてもできて便利でメリット盛だくさん。
調べものも簡単に出来る、悩み相談なんかも匿名で簡単にできたり。
ネット社会といわれる現代の日常生活には欠かせない便利アイテムの一つだと思います。
これだけ便利なスマートフォンですが、四六時中スマホを手放すことができない『スマホ依存症』には注意が必要ですよね。
先日この様な記事を目にしました。
『お母さんスマホに夢中で話を聞いてくれない』怖い大人のスマホ依存(ダイヤモンド・オンラインより)
そこにはこの様に書かれていました。
以下引用
「食事中、子どもに『スマホ見すぎ』と注意されたけど、『ママはいいの』と言った」
「子どもには『ゲームをやめろ』と言うのに、実は自分もスマホゲームにはまり一日に何時間もやってしまう・・・・・」
子どもには「スマホにはまってほしくない」と思いつつ、口うるさく注意するのに、自身の利用をコントロールできない保護者は意外にも多い。
NTTドコモが、全国の小学生から高校生とその親を対象に実施した「親と子の食事中のスマホマナー調査」によると、半数の家庭で子どもは「食事中はスマホ禁止」なのに、6割以上の保護者は使用しているという。
引用ここまで
スマホ依存は子供から大人まで幅広い年齢の問題となっていますね。
記事に書いてあるように子どもにはスマホにはまって欲しくなくて食事中のスマホを禁止したり、利用時間を制限している家庭は多いと思います。
ここで問題なのは子どもに制限を与える事より、親が自身の利用をコントロールできない『依存』の状態にあるところだと思います。
子どもに制限を与えておきながら6割以上の親は自身の制限はしていない。子どもは納得できないですよね。。。
では親が自身の利用を制限してしまうと何が起こるのでしょうか?
例えばこんな感覚を感じる事ありませんか?
- 友人や自分のSNSを常時チェックしていないと不安になる
- メールやLINEが気になる
- ネットゲーム依存で出来ないとイライラしたり無気力になる
- 情報がリアルタイムで入ってこないと不安
- スマホが手元にないと不安
- スマホを見れないとイライラする・不安になる
- スマホを見ていないと退屈・無気力になる
- スマホがないと家族との間が持たない
これらの感覚に身に覚えがあるとしたら。
この感覚を感じる事があなたにとってとても怖いことなのかもしれません。
怖いこと避ける為にスマホに依存し集中することで感じたくないこの感覚を感じないようにしていると考えられますよね。
記事には続いてこの様に書かれていました。
以下引用
親が食事中にスマホをいじっている時の気持ちについて子どもたちに聞くと、子どもの年齢が小さいほど、親のスマホ利用をより気にしている傾向が現れている。
その気持ちの内訳を見ると、「使わないでほしい」(57.1%)、「自分の話を聞いていない」(37.7%)、「つまらない」(30.2%)、「さみしい」(17.5%)、「わがまま」(15.9%)の順になっており、中高生でも同様の傾向を示していたのである。
引用ここまで
これを読んで私は食事中に親がスマホをいじっている時の子どもの心は『スマホじゃなくて私をみて欲しい』と訴えているのだと感じました。
このように親がスマホに夢中になり子どもの存在を無視し続けていると、子どもは自分の存在が親にとって重要ではない・必要がないと感じ
- 何をしても自信が持てない
- 不登校
- 人の気持ちを汲み取ることが難しく人との関わりが上手くできない
- 依存症
- 宗教・占い・スピリチュアル依存
- キレやすく暴力行為をする
- 感情のコントロールが出来ない
など様々な生きづらさを抱え問題行動をします。
しかしこれらの子どもの問題行動や親がスマホを見る事を無理に辞めても表面的な解決でしかなく根本の解決にはならないのです。
なぜなら問題の根本は子どもではなく、スマホを見る事でもなく
子どもに向き合う事が出来ない親の問題だからです。
親が子どもに向き合い関わっていくことは健全な子供の心の成長には必要な事です。
しかし、子どもに向き合い関わることに何か嫌な感覚を感じてスマホに依存しているとしたらあなたは幼少期にもしかしたらこの様な経験をしていませんか?
- 親が無関心だった
- DV・ネグレクトを受けていた
- 親との関わりがあまりなかった
- 褒めてもらったことがあまりない
- 親にとって都合の良い子だった
- 他の兄弟と比較されてダメな子だと言われていた
幼少期に親との関係でこの様な経験をしている子どもは『愛着』が親との関係で育たなかった可能性があります。
愛着とは人と人との絆を結ぶ能力の事をいいます。
*『愛着』については次回の記事に詳しく書きたいと思います。
『愛着』が育たないまま大人になると恋愛・結婚・子育て・対人関係で様々な問題が生じるのです。
子どもと向き合えないのはあなたの中に『愛着』が育っていないからかもしれません。
でも幼少期に親との間で育てる事の出来なかった愛着はあなたが気づいて自分で育てていくと決める事で
大人になった今からでも自分で育てていくことができます。
気づいて育てると決めることが解決の第一歩ですよ。
一人では苦しいからこそ心理セラピーを活用してくださいね。
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http://www.yourexcellence.jp/therapist
心理セラピーはちょっと敷居が高いなあと感じる方は心の問題整理に電話カウンセリングがお勧めです
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私自身も過去、スマホ依存でした。
母乳を与えながらスマホをみたり、寝かしつけの時も、食事中も、子どもの話を聞きながらもずっとスマホを見ていました。
子供と向き合う事が怖かったです。向き合ってしまったらちゃんと子供の相手が出来ない自分を感じてしまうから。
だからスマホに逃げていました。
でも、自分で愛着を育て安心感を育むことでそんな出来ない自分にも〇をつける事が出来るようになり子供と向き合う事も怖くなくなりました。
やがてスマホに依存する事もなくなりました。
愛着を育て安心感を育み、あなたがあなたの大切なお子さんとしっかりつながれますように心から願います。