こんにちは。
リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って心に安心感を育み、日常生活における様々な人間関係のお悩み・子供や家族のお悩み・あなた自身の心のお悩みを解決します。
千葉県成田市の心理セラピストくぼきじゅんこです。
今日はスッキリしない曇り空ですが日に日に暖かくなり春を感じる今日この頃(*^-^*)
暖かくなるのはうれしいのですが。。。
花粉症が本当に辛いです(◞‸◟)
週末に耳鼻科に行こうと思って予約を取ったらなんと120人待ち!!
でもね、今はネットで順番待ちの予約が取れる病院が多くなりとても便利ですね(*^-^*)
自分の順番があとどれくらいかいつでもネットで確認できて、
自分の順番の少し前になったら行けば良いので院内での待ち時間も少なくストレスなく病院に行けますね~。
無事薬も貰えてくしゃみとかゆみから少し救われましたー。
早くお日様の下に洗濯とお布団干したいなー(*^-^*)
さてさて今日は前回の続き『誰かと我が子を比べる子育て②』
前回の記事では我が子を他の誰かと比較する行為が子供にどのような影響を与えるかをお話ししました。
よかったら前回の記事も読んでくださいね(^^♪
前回の記事はこちら⇒https://kuboki-junko.com/archives/308
そうそう、前回書き忘れてしまったことがありました(-_-;)
比べて我が子を叱る子育ては子供にマイナスの影響が大きいことはお話しましたが
逆の
誰かと比べて褒める!!
ならいいのか??ってことですが。
例えばこんな風に
- あなたはおねえちゃんよりお手伝いして偉いね~
- あなたは○○くんよりサッカーが上手ですごいね~
- あなたはいとこの○○ちゃんより優秀だわ~
ってね。
これは褒めたとしても
誰かより出来るという条件つきの誉め言葉ですね
もし出来なかったら・・・
誉めてもらえないし、怒られるかもしれない(◞‸◟)
そんなの不安で怖い(◞‸◟)
だから出来ない自分には絶対にならない為に
頑張り続ける人生を無意識に選ぶことになりそうですね。。。
子供が自分の意志で誰かと自分を比べて競い頑張ることは
成長過程でとてもいいことだと私は思います。
しかし、これが親に比べられて競わされて頑張るとなると
選択肢が『頑張る』しかなくなってしまいます。
褒めようが・叱ろうが比較するという意味では同じで
いづれにしても子供は『ありのままの自分はダメな子』
という自己否定を抱える事になるのです(◞‸◟)
◆我が子を誰かと比較するときってどんな時でしょうか?
良くないとわかっていてもついついしてしまう他人との比較ですが、
つい比較してしまう時の親の思いは
- 我が子にもっと色々出来るようになって欲しい
- 我が子にもっと頑張って欲しい
- 我が子にお友達と仲良くできる優しい子であって欲しい
- 我が子に幸せであって欲しい
- 我が子に素直で元気な子であって欲しい
- 我が子に負けない強い子であって欲しい
この様に子供の幸せを願っている方が多いと思います。
しかし!!
子供のことを思い『こうなって欲しい』と望み
比較
という手段を使って親の望む方向に導こうとする時
もしかして子供に対してこの様な事を感じていませんか?
- 出来なかったり失敗する我が子に対してイラっとする
- この子もあの子みたいになってくれらたいいのにな~って他人を羨ましく思う
- 我が子に手っ取り早く分かってもらいたい
- 周りの子より我が子が劣っているように感じる
- 我が子があの子に負けているように感じる
- 我が子が頑張っていないように感じる
- 我が子が他の子と違うように感じる
- とにかく我が子に対してイライラする
親がこの様に感じて子供を誰かと比較してダメだと言ったり思ったりすることは
親の基準や価値観で子供をジャッジして
コントロールしているということなんですよね。
私の師匠のカズ姐さんが以前のブログでこの様に語っています。
---以下カズ姐さんのブログより引用---
人はこだわりが強ければ強いほどそのこだわりや価値観にそぐわない人や物や出来事を見ると嫌な気持ちになります。ふつーに考えて、自分の中に確固たる信念や価値観があるのはいいことなんですけれどもね。それが逆に自分を生き辛くすることもあると思うのですよ。だって自分の中にある価値観やこだわりはまずは自分を縛るものなんですから。悪く言うとこうでなくてはならない!こう生きなくてはいけないもんなんだ!と。で、もっと問題なのはここ。自分を縛っているこだわりや価値観だからこそそれを破っている人をみると嫌な気持ちになるわけです。いわゆるこれが他人をジャッジしてしまう他人を自分の価値観で裁いてしまうということ。
そうなんですよね。
だから親自身の中にあるこだわりや価値観とずれている我が子をみると
イラっとしてしまう。
自分の価値観と合っているあの子みたいになってくれたら
親のあなたが安心なのかもしれません。
でもこれ、なんかおかしいと思いませんか?
親が子供に『私を不安にさせないでーーー』
『私を安心させてーーー』って言っている状態なんです。
何だか親子の立場が逆転していますね(◞‸◟)
子供が失敗すると不安⇒成功したら安心
子供が負けると不安⇒勝つと安心
子供が頑張っていないと不安⇒頑張っていたら安心
子供が間違えていると不安⇒正しければ安心
子供がお友達と仲良くしていないと不安⇒仲良くしていれば安心
子供をこのようにコントロールしていれば一時の安心感は得られるかもしれません。
でもそれは自分の中の不安を埋める為のまやかしの安心感です。
子供に求め続けても得る事の出来ない安心感。
親に安心感を求められて苦しい子供。
この親子の関係をずっーと続けたいと思いますか?
子供は子供だから大人を安心させてあげる事はできないのです。
もしあなたが不安で
その不安を誰かのせいにして
他人に安心を求める事をしているとしたら
あなた自身の中に幼少期に親との愛着関係で育まれる
心の安全基地『セキュアベース』が足りないのかもしれません。
この『セキュアベース』がないと人は不安と恐怖でいっぱいになってしまうのです。
でも安心してくださいね。
大人になった今は愛着は自分で育んで行くことができます。
心の安全基地は自分で作っていくことができます。
そのためには
まずは不安を感じている自分自身に気づくことがとても大切です。
感じている不安は自分の物です。
不安の根っこを探り、そして癒していくことで
必ず解決していくことが出来ます。
そして大切な人と安心してつながっていくことが出来るようになりますよ♪
それではまた~(^^♪
リトリーブサイコセラピー協会の電話カウンセリング。
一人で悩まずにお気軽に相談してみてくださいね♪
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