子育て 虐待

『親の我慢が虐待を招く①』

こんにちは。

リトリーブサイコセラピーという心理療法を使って心に安心感を育み、日常生活における様々な人間関係のお悩み・子供や家族のお悩み・あなた自身の心のお悩みを解決します。

千葉県成田市の心理セラピストくぼきじゅんこです。

昨日はお彼岸のお墓まいりに行き昨年2月に亡くなった私の祖母の事を思い出しました。

おばあちゃんは大正14年生まれで大正最後の年の生まれなんです。

大きな病気一つせずに90歳過ぎまで夏の暑い日も朝早くから畑仕事をしていましたが

年々厳しくなる夏の暑さで畑仕事が出来くなりました。

ずっと何十年もの間畑仕事しかしてこなかったのでそれ以外の趣味もなく

畑に行けなくなると家に居てテレビを観ながら寝てるだけの生活になりました。

私の実家で私の両親と暮らしていましたが家族との会話もなく食事も別々。

そしてどんどん衰えてゆき93歳で亡くなりました。老衰でした。

畑仕事はおばあちゃんの生きる力になっていたんですね。

おばあちゃんは90歳近くになったころから娘である私の母に畑はもうやめるように何度も言われていました。

でもおばあちゃんは辞めなかったんです。

今思うと畑仕事は大変だけど畑に夢中になることでおばあちゃんは孤独を感じずにすんでいたのかもしれません。

孤独とはこんなにも人の生きる力を奪うものなのだと衰えてゆくおばあちゃんの姿をみて感じていましたが私には何も出来ませんでした。

おばあちゃんの作る野菜美味しかったな~。

本当はもっとおばあちゃんの昔話聞きたかったなー。

本当はもっとお話ししたかったなー。って

今日お参りをしながら初めておばあちゃんに対する自分の気持ちを感じました。

 

さて、今日は多くの小中学校が終了式で明日から春休みに入る子供たちが多いですよね。

春休みは学校からの宿題がなくて子供達は遊び放題で最高なんですよね~(*^-^*)

一方で子供の長期休みに憂鬱になったり、イライラしているお母さんも多いのではないでしょうか?

そこで今日は親子の関わりが増える子ども長期休み前に今一度考えておきたい『虐待』についてお話しようと思います。

 

今年に入ってすぐの1月、千葉県野田市の小学4年生の栗原心愛さんが父親からの虐待の後に死亡する事件がありましたよね。本当に痛ましい事件でした。

メディアでも多く取り上げられていたなぜ?

なぜ助けることができなかった?

学校・教育委員会・児童相談所の問題

両親の問題

沢山あったと思います。

二度とこの様な事件が起こらないで欲しいと願う一方で

あれから2か月足らず。

いくつもの虐待ニュースを目にしました。。。

こんなにも虐待というものが問題視されている世の中で

なぜ虐待は増え続けるのでしょうか。。。

それは

 

虐待をする親・対応する大人達が気づいていない自身の心理的な問題が大きく影響している可能性が高いのです。

気づいていないからこそ増え続ける虐待。

もしかしたら虐待はしていないあなたにとっても他人事ではないかもしれません。

 

なぜ虐待はおこるのか

虐待はしてはいけないこと・犯罪だという事は理解している方が多いと思います。

ダメだとわかっていながらしてしまうのが人間の怖いところですよね。

 

一つ例に挙げさせていただきます。

今月8日に福岡で39歳の母親が6歳の男の子に暴行する動画がツイッターに投稿され母親が逮捕されました。

投稿したの中学1年生のお兄ちゃん。

そしてこの動画の内容はこのようなものでした。

 

~以下引用~

居室で倒れている次男に母親が

「なんで同じ事するんだよ」

「『もう二度としません』と言ったろうが」

などと大声で叱りつけ、次男の背中や腹などを何度も蹴りつける様子が映っていた。

次男が「痛い、痛い」などと泣き叫ぶと、

母親は「私の心の方が痛いわ」などと怒鳴り、

撮影者の長男とみられる人物が「やばい、虐待、虐待」とささやく声も入っていた。

毎日新聞/Yahooニュースより引用抜粋

 

 

『痛い痛いー』と泣き叫ぶ次男に

母親は『私の心の方が痛いわ!』と叫んでいるのです。

この『私の心の方が痛い』ってきっとこの母親の本音ですよね。

 

このお母さんの言葉を私の予想ですが少しかみ砕いてみますね。

このお母さんは次男の嘘により自分の心が痛めつけられたことに怒っているんですよね。

 

『良い子で居てくれないと私が苦しいから良い子にしてて』

『私の言う通りにしてて』

 

というようなコントロールするメッセージを日頃から子供に対して

何らかの言葉や態度で伝えていたと考えられます。

子供が自分にとっての都合のいい子で居てくれたら心痛むことも無いでしょうね。

 

都合のいい子で居てくれないとお母さん自身が感じたくない苦しい感情を感じでしまうのでしょう。

 

だから子供が言う通りに出来なかったり、約束を守れなかったりすると

 

『私を苦しめないでー!』

 

ってものすごい怒りが沸いてきて

 

『あなたのせいで私が痛い・私が苦しい』

 

って自身の痛みや苦しみを子供の責任にして

自分の怒りを暴言暴力を使って子供に向けるのだと考えられます。

 

 

これズバリ言ってしまうと

親が子供に

 

『あなたが私の感情のお世話をしなさい』

『出来ないと罰をあたえるよ』

『私の怒りはあなたの責任』

って言っているのと同じことです。

 

 

子供は親が大好きですからどんなに理不尽なメッセージでも

親の為に一生懸命頑張るものです。

でも失敗もするし出来ないことも沢山ある。当たり前ですよね。

子供には親の感情のお世話は出来ないんです。

それなのに出来ない事で怒鳴られたり、殴られたり、蹴られたり、無視されたりする。

そして子供は出来ない自分が悪いと自分を責めるようになります。

子供の気持ち考えると切ないですね(◞‸◟)

 

でもこれは、非常に多い虐待のパターンだと思います。

警察の取り調べで母親は次男が嘘をつくのでイライラしてやったと言っているそうです。

 

『子供の行動や言動にものすごくイライラしてどうしようもなくなること』

 

みなさんの日常にもありませんか?

 

私自身も以前はよく子供にイライラしていましたよ~(◞‸◟)

お母さん同士で話をしていても子供にイライラするという話はよく耳にします。

そのくらい子育てでのイライラって沢山のお母さんが感じたことのある身近な感情なんですね。

イライラした時に普段みなさんはどのようにそのイライラを対処していますか?

その時々で対処法も様々だと思いますが、例えば

  • 誰かに話してスッキリする
  • 何か楽しいことをして解消する
  • タバコやお酒・食べ物などで解消する
  • 別のことを考えてイライラを忘れる
  • ひたすら我慢する

この様に自分で自分の感情を処理しているうちはまだ良いのですが

  • イライラを子供にぶつけたり、イライラしている姿を子供に見せつけたりする

これは虐待ですよね!

 

という事はですよ。

虐待は親自身のイライラの対処方の一つである可能性が高いですね。

 

 

 

ではなぜ子供にイライラしてしまうのでしょうか

 

私の場合ですが、私は出産してから数年間穏やかな時間を過ごすことがほとんど出来ない状態でイライラしていることがとても多かったですね(-_-;)

 

そして私のイライラはこんな無意識の思い込みが原因でした。

 

母親は子供が自立するまでは自分のことは優先してはいけない

 

こんな思い込みが私の中にありました。

 

母親だから

自分の為に自由に時間やお金を使ったり、楽しんだりすることはしてはいけない。

体調が悪くても子供のお世話が優先。自分が病院に行くことは我慢。

お腹が空いても、トイレに行きたくても子供のご機嫌次第では我慢。

辛くて泣きたくても我慢。

誰かに助けて欲しくてもそんなことしてはいけない。

 

がまん。

がまん。

がまんー!!!

 

これが親としての責任!!

 

こんなにも我慢ばかりしていたらイライラするのは当たり前の事だと今ならわかるのですが、

こんな無意識の思い込みが自分を縛り付け一人イライラしながら我慢大会をしていたんです(-_-;)

 

 

その必死に我慢している時の顔。

私は娘が3・4歳の頃に何度も言われました。ママ顔怖いよ。ママ笑ってって

 

でもね、何かを必死に我慢している時に自然に笑えますか?

 

笑えませんよね(◞‸◟)

 

だからそう言われる度に私は『あんたのせいでこの顔になってるんだよー!!』

っていつもいつも心の中で叫びながら爆発寸前の状態でした。

 

だから、もし私の爆発寸前の心を何かが刺激するようなことがあったら

私も子供に暴力をふるっていたかもしれません。

 

逮捕された母親と行動が違っただけで根底は同じなんです。

『私の感情を刺激しないで』

『私の為に静かにしてて』

『私を怒らせないで』

って小さな子供に求めていたんです。

でもそれは子供には無理なんです。

 

大好きなママに笑っていて欲しいって子供が思う事は当たり前のこと。

だって子供にとってはママが安心して笑っていることが一番の安心だから。

それを

『あなたのせいで私は笑えない』

『あなたのせいで私は辛い』

『あなたのせいで私は不安』

って

無意識の思い込みから自分が選んでいる我慢することを子供の責任にしていたんです(◞‸◟)

 

 

きっと、母親だからってこんなに我慢ばかりしないで

もっと自分を優先して自分を満たすことが出来ていたら

こんなにもイライラすることなく、我が子に怖い顔を見せつける必要もなかったのですよね。

 

じゃあ我慢をやめて自分を優先するぞー!!

家事も子育ても頑張ることを辞めるぞー!!って自由にすればいいのか?

 

そういう考え方も一時流行りましたが実はそれは非常に危険なのです!!

 

問題は心の根っこにあります。表層の問題を行動レベルで変えても問題は更に深刻になり苦しくなる一方です。

 

それはどうしてなのか。

 

どうしたら解決していけるのか。

 

この続きは次回お話しますね~。

 

今日も読んでいただきありがとうございました(^^♪

 

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